旅人さんこんにちは、微課金勢のずわいがにと申します!
この記事ではシールドキャラのトーマについて紹介します。
この記事を見ているということは「シールドキャラを育てたい」と興味をもっているんだと思うので、重要な注意点から書きます。
まず、トーマの育成に着手する前に必ず4凸してきてください。話はそれからです。3凸以下で育成してしまうと「使えね~……」と後悔する可能性が99割くらいあります。
もし、いまあなたのトーマが3凸以下なら正直おすすめしません。つっても4凸しててもべつにおすすめしませんが(笑)なんかぁ他に~いないですか~?鍾離は当たり前ですけど~、無凸ディオナのほうがシールド役としては断然優れてますよ~?
育成も大変です。元素スキルのレベルを上げてHPを盛りまくればカッチカチのシールドを張れる鍾離ディオナと違って、トーマはHPを盛りまくるだけではダメ。元素チャージ効率もかなり盛らなきゃいけません。天賦優先度は、元素スキルと元素爆発の2つを上げなきゃいけません。うわっ、コスパわるっ!!!!!!
そして、このようにコストをかけて育成しても結局シールドが弱いので鍾離やディオナのような使い方はできません。回避行動を取り入れないとシールドを割られまくって事故りまくります。アーメン……。
というわけで、「なぜトーマがこんなに弱いのか」ということを詳しく説明しますので、暇だったら読んでてくださいね~。
前提となるトーマの育成状況やステータス
「キャラレベル:80/90」「天賦レベル:元素スキル8/爆発8」「命ノ星座5凸」武器「黒纓槍レベル90」
ステは↓
聖遺物は「千岩牢固2セット」+「絶縁の旗印2セット」です。
え?「レベル90にあげないのか?」って?
そうですよね、HPがシールドの基準になるんですから、本来なら90にあげるべきですよね。
まあ「使えそう」という手ごたえを得られれば上げるつもりだったんですけど、正直光をあんまり感じなかったので。
でもキャラレベル80/90まで上げるのだってそこそこ、いや、かなりのコストを支払ってるんですけど……。なんかこの先に使う未来が見えませんでした。モラと経験値本がもったいないのでもうレベルは上げません。拒否!
トーマは4凸が必須の理由
トーマは「元素スキル・元素爆発」両方でシールドを生成できる特殊なキャラです。両方でシールドを張れるから優秀なのではなく、逆。スキルと爆発を併用することでようやく一人前の硬さのシールドを張れるようになるのです。いや、一人前は過剰評価かな?(笑)
トーマの元素爆発は「シールドの吸収量を増やしつつ、炎元素で追撃する」という攻守両面を兼ね備えたものです。まあどっちも物足りないんで、残念な学校が謳い文句にしてる「文武両道」みたいなものですけど(笑)
トーマのシールドの残念ポイント
・元素スキルのシールド吸収量がそもそも低い ・元素スキルの継続時間が8秒しかない ・それなのに元素スキルのクールタイムは15秒 ・元素爆発を発動したあと、通常攻撃をすることでじわじわ吸収量が増えていくため途中で破壊されやすい ・そもそも元素爆発の必要元素エネルギーが80で重すぎる ・いちいちパーティのスキル回しに通常攻撃を混ぜなきゃいけないので操作手順が難しくなる ・炎元素追撃で元素反応を起こしてしまい、メインアタッカーの邪魔をすることもある
トーマは1凸2凸でシールドの「継続時間延長」と「クールタイム減少」、4凸で「元素エネルギー回復」という凸効果をもっているので、4凸が必須というわけです。
↑で「爆発発動後、通常攻撃をすることでじわじわ吸収量が増えていく」と書きましたが、つまり通常攻撃をしないと吸収量は上がりません。アタッカーキャラはいいんですけど、サポーターの無駄な操作が増えてもたつくことになり、1回のローテーション時間が長くなります。でも、もたもたしないとシールドがあっさり消滅するので仕方ありません。
宵宮・胡桃に「翠緑4セット」デバフの恩恵を与えられるのはほぼ唯一のメリット?
宵宮・胡桃(ふーたお)は「元素スキルで一定時間自分を強化して炎元素攻撃をする」変身キャラですが、キャラチェンジをするとこの変身が解けてしまいます。そのため、風キャラで敵の炎元素耐性を下げるためには、他のキャラに火をつけてもらう必要があります。
しかしながら、この2人は行秋や夜蘭といった「水元素キャラと蒸発反応を起こすこと」が前提なので、パーティ枠がけっこう厳しいです。しかも炎元素キャラはアタッカーが多いので、正直他の炎元素キャラを入れる隙間がないことが多くなりがち。
安定を取るなら鍾離のシールドも必須みたいなところがありますからね。そんなわけで「翠緑4セットデバフ」をあきらめることが多かったわけです。
ま、ぶっちゃけ宵宮はこれでいいんですけどね……。
ところが、トーマならば「炎元素付着とシールド役」という2つの役割をこなせるため、強力な炎アタッカーに翠緑デバフの恩恵を授けることができるのです!これは革命的!いわゆる枠圧縮ってやつですね。
その結果、もともと強力な宵宮・胡桃というアタッカーの火力がちょっぴり伸びることになり、そして安定性は激減します(笑)
世の中そんなに甘くないですね……。
いや、あの、鍾離と比較するのはなんですけど、はっきりいってトーマのシールドは弱いです。
以下弱いと思った理由まとめ
・元素爆発発動後に「通常攻撃」をしないとシールド吸収量が上乗せされない ・そのためサポーターも無駄に通常攻撃を空振りするロスが発生 ・吸収量の最大値は高いものの、1回の上乗せ数値はかなりがんばっても1000以下 ・発動直後のシールドが柔いため、割られやすい ・シールドを割られてキャラがひるむため、そもそも通常攻撃できなくて上乗せできない ・しかも割られたあとに上乗せしても吸収量が1000以下なのでまた割られてひるむ ・あとたいしてダメージが出ない追撃で元素反応の邪魔をされるので、ほんとうにパーティ全体の火力が増加してるかどうかも疑わしい
どうですか?弱さ伝わりますか?
しばらく螺旋12層で試してみたんですけど、もうパリンパリンと景気よくシールドを割られてばったばったと味方が倒されていきました……。もうマジで宵宮がかわいそうでかわいそうで(笑)
ただ、トーマをシールド役にして強敵と戦ってみた結果、あることに気づけたのは収穫でしたね。
その「気づき」とは宵宮や胡桃に「翠緑デバフ」なんて不要ってことです。「翠緑デバフの耐性-40%効果」なんてのは、乱暴にいってしまえば弱者のための救済策。圧倒的強者である宵宮・胡桃に弱者の戦略は必要ありません。
あと、鍾離だったらトーマの10倍くらいの安定性プラス「全元素耐性-20%」がかんたんに付与できるので「うん、やっぱ鍾離強いわ」と再認識できました(笑)
せめてトーマの設計が↓だったらまだ使えたと思うんですよね。
・今よりもシールドの最大吸収量を低くするかわりに、元素爆発発動時に吸収量がマックスになる ・通常攻撃に反応して吸収量を上乗せするのではなく、1秒ごとに上乗せ ・必要元素エネルギーを低減 ・レベル限界突破ボーナスを「攻撃力%」みたいなクソステじゃなくて「HP%」か「元素チャージ効率」に変更
これ、今からでも変更しても、だれも文句言わないと思うんですけどね(笑)
おすすめ聖遺物と武器
トーマは「1に元素チャージ効率、2に元素チャージ効率、3に元素チャージ効率、4にHP」ということで、とにかくまず元素チャージ効率を重視しましょう。HPが低いとシールドが柔くなりますが、元素チャージがぬるいとそもそもまともなシールドを張れません。
というわけで「絶縁2セット(元素チャージ効率+20%)」+「千岩牢固(HP+20%)」がおすすめですが、厳選がとてもきつくなるので、まずは「絶縁2セット」を目指しましょう。
メインステータス構成は↓
・花:HP固定 ・羽:攻撃力固定 ・時計:元素チャージ効率 ・杯:HP% ・冠HP%(or会心率)
サブステでは「元素チャージ効率」と「HP%」があるといいですね。
なぜ冠の候補に会心率が入っているのかというと、「西風長槍」を装備させる場合があるかもしれないからです。でも冠を会心率にしたらシールドはさらに柔らかくなることでしょう……。
武器は聖遺物の構成によって変わるでしょう。聖遺物だけで元素チャージ効率が足りている(200%以上)なら、「黒纓槍」でHPを補助。☆3武器なので育成も楽です。
元素チャージが200%未満なら、「西風長槍」や鍛造武器の「星鎌・試作」などのチャージ武器を持たせましょう。残念ながら長柄武器には「祭礼」がないので……。
まあ、ほんとうにおすすめなのはこのキャラを育成しないことなんですけどね……。
おすすめパーティ
このキャラが輝く場所があるとすれば、宵宮・胡桃をメインにしたパーティでしょう。
とくに胡桃はベネットとの相性が悪いということもあるので、アカウントのキャラ保持・育成状況によっては採用を考えてもいいかもしれません。
「胡桃・夜蘭(いぇらん)・トーマ・スクロース(万葉)」
ふだん胡桃メインのパーティがあまり得ることのない、炎元素共鳴による「攻撃力+25%」という恩恵があります。
しかし、パーティのローテーションはけっこうめんどくさいです。
・トーマでスキル→爆発→通常1発 ・スクロースにキャラチェンして、スキル(or爆発)で炎を拡散→通常1発 ・夜蘭にキャラチェンして、通常1発→スキル→爆発→通常1発 ・胡桃にキャラチェンして、通常1発→スキル発動してから重撃開始 (通常1発と書いてある部分はすべて空振りでOK)
なんでことあるごとに「通常1発」を間に挟んでいるかというと↑で書いたように「通常攻撃を振らないとシールドの吸収量が加算されないから」です。めちゃくちゃめんどくさいうえに、このロスでもたついたりすると胡桃の攻撃中にシールドの継続時間が切れます(笑)
ただ、胡桃は「HPが50%以下になると火力が増す」という特殊な性能なので、あえてダメージを食らうという選択肢もありです。そのため、途中の通常空振りをカットすることによってトーマのシールドをわざと割らせて、胡桃のHPを故意に下げるという戦法も取れなくもないです。
なにしろシールド役が鍾離だとシールドが硬すぎてそもそもダメージを食らえないので胡桃の最大火力を出せなかったりしますが、トーマのしょぼいシールドなら被ダメは逆説的に不可避。なので、逆に胡桃の火力が増す可能性もありました。まあ、安定性が減るので、ふつうにぼこぼこにやられますけどね(真顔)
あと、胡桃の重撃で起こしたい「蒸発」の邪魔をされるので、パーティの火力が上がってるかどうかはかなり怪しいです。
あれ?これってほんとうにおすすめパーティの紹介なのかな?(笑)
「スクロース・行秋・トーマ・フィッシュル」
スクロースをメインにした「感電パーティ」から北斗を外して、さらに「過負荷」のダメージも期待しようという強欲な編成です。
トーマの情けないシールドを守るために、行秋のダメージ軽減がばっちりハマります。なんでこのキャラサポーターなのにサポートされる立場になってんだ……?
↑とちがって炎元素キャラと組まないことでトーマの元素チャージがきつくなるので「聖遺物の時計部分と武器を元素チャージ全振り」にしましょう。
試したところ、ザコがわらわら沸いてくる集団戦にはけっこう使えました!
なにしろザコわら戦では被ダメがたいしたことないので、シールドを割られることがほぼありませんから、この編成はあり!
ただ、北斗の優秀な範囲追撃がなくなるため、殲滅速度はたいして変わらないか、もしくは下がります(!?)
でも↑の炎アタッカーと使う編成よりはちょっぴり可能性を感じました!!!!!!
まとめ
というわけでまとめときます……。
デメリットは↓
・シールドの性能が微妙すぎる ・育成のコストも高すぎる ・4凸前提はさすがにハードル高すぎ ・4凸してもディオナの便利さに遠く及ばない
メリットは↓
・トーマをシールド役に採用しても、回避をおり交ぜなきゃいけないので原神が下手にならない(笑) ・草元素の追加で化ける可能性が2%くらいある
炎元素キャラはアタッカー以外クソ……じゃなくて微妙ってことをけっこうなコストを払って確認できました。さすがにトーマは強化したほうがいいと思いますよ、ミホヨさぁん!?あと、辛炎もね!頼むぞ草元素!
この記事は以上です。