【感想と評価】ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ。おもしろい!

ゲームレビュー
Life is Strange: True Colors™

こんにちは、『ライフイズストレンジ』シリーズマニアのずわいがにと申します。この記事は『Life is Strange:True Colors(以後TC)』のクリア感想になります。いちおうトロコンしました。クリア時間は「各章約2時間」、「5章累計で10時間」くらいかな?


さっそく結論からですが、おもしろかったです!というわけで、「よかったところ」、「おもしろい」と思ったところをネタバレなしで紹介していくので、興味があったら読んでってください。

 

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Life is Strange:True Colorsの概要

本作は『ライフイズストレンジ』シリーズの3作目です。初代の『ライフイズストレンジ』は、日本では「スクウェアエニックス」から2016年に発売され、高評価を得ました。

2作目の『ライフイズストレンジ2』は2020年に発売。2については個別の感想記事を投稿してます。クソゲー扱いの酷評気味ですが、興味があればこちらをどうぞ。


このシリーズをわたしなりにざっくり要約すると、「アメリカのクソ田舎で生きる繊細な若者って、しんどそうだよね」というドラマを、なぜか「フランスのゲーム会社」がしつこく描きつづけてます(笑)いや、「しつこい」は感じ悪いですね。「丹念に」と表現しなおします。


まあ、このシリーズが世界中でそれなりにヒットしている、ということは「繊細な若者がクソみたいな青春を体験する」というのは、万国共通で共感できるってことなんでしょう。悲しいですね……。


で、青春ストーリーに1なら「時間巻き戻し能力」、2なら「テレキネシス(念動力)」、そして本作は「テレパス(心を読む能力)」と、超能力要素を混ぜてストーリーを展開していく感じ。


本作はシリーズ3作目ですが、なぜ「3」というナンバリングがついてないのかはわかりません。まあたぶん「ストーリーやキャラクターが続投している」わけでもない独立作なのに、「前作をやってないから」という理由で新規ユーザーから敬遠されるのをさけたかったのかもしれません。最近、ナンバリングしたがらないのは映画界でも多い傾向ですよね。

 

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いいところ1:室内の小道具や家具などの雰囲気がいい

1作目は「生活感があふれる空間を構築したこと」や「日記などの細かい文章を日本語化した」ローカライズが評価されましたが、やっぱそこらへんは本作もいいですね。

 

「アメリカの田舎の若者ってこういう部屋に住んでるんだ~?」と、体験できるのがよかったです。まあ、作ってるのはフランスの会社なので、実際どれだけ再現されてるのかわかりませんけど(笑)いいんだよ、こういうのは見たいものを見せれば。

 

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いいところ2:キャラクターの掘り下げがしっかりしてる

「2」はアメリカを縦断するロードムービーみたいなストーリーだったので、基本的にチャプターごとに登場キャラががらっと変わってしまって、使い捨てみたいな感じだったんですよ。おかげで、各章ごとにぽっと出てくるサブキャラたちが「ただ主人公を危機に追いこむイベントを発生させるための装置」でしかありませんでした。


いっぽう「TC」は、狭い田舎町で物語が完結しているため、サブキャラの登場シーンも多く、「背景や送ってきた人生」の理解がしやすかったです。


あと、基本的にリニア形式でストーリーが進むとはいえ、わりと町のなかを自由に散策できるのもよかったです。

 

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いいところ3:遊び心が楽しい

現代アメリカのクソ田舎に移住した「繊細な超能力者の若者」の話だったはずが、途中で突然、時空が歪んでファンタジー世界に飛ばされ、しかもターン制コマンドバトルRPGと化します。

なぜこうなるのかはネタバレになるので言えませんが、こういう遊び心は好きですね。

 

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いいところ4:ゲーム起動に企業ロゴをスキップできること!

最近のゲームって、「ゲーム起動後に複数のロゴが連発する」じゃないですか。で、ゲームをスタートできるタイトル画面にいくまでに「アンリアル」だの「ユニティ」だの、なんたらなんたらと何個もロゴが表示されますよね。大作ゲームだと30秒くらいロゴを眺めることもザラにあります。


個人的にこれ、いつもイライラするんですよね。「はやくゲームやらせろや!」って。
ロードで待たされるならともかく、パブリッシャー側のクレジット表示義務のせいで、なんで「ユーザーがむだな時間を削られなきゃいけないのか?」これがわからない。


だって、プレイする側からしたら、ゲーム制作エンジンが「アンリアル」か「ユニティ」か、なんてクソどうでもいいことですからね。ぶっちゃけ、プレイしているときは開発や発売の会社すらどうでもいいです。申し訳ないけどクリエイターの名前すらどうでもいい。

が、「TC」には、このうっとうしい企業ロゴをスキップできる神機能があります(右下に注目)


R1を連打すると、すぐタイトル画面にいけます。なんだこれ!?近年のスクエニ発売のゲームで感心した唯一の良い要素かもしれません。

 

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まとめ

「ライフイズストレンジ1」をプレイしたのがだいぶ前のことなので、あんまり覚えてないんですよね。なので比較はできませんが、「2」は今年プレイしたのでフレッシュな感覚で比較できます。
「2」をプレイ中は、ひたすらイライラしてたので個人的にまったくおすすめできませんが、「TC」にはイラつくキャラや展開がほとんどないので、おすすめできます。

この記事は以上です。

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