旅人さんこんにちは、迷える子羊のずわいがにと申します。この記事はタイトルのとおり「アルレッキーノのモチーフ限定☆5武器『赤月のシルエット』を引くべきかどうか?」という内容です。
先日公開した「アルレッキーノ」の使用感記事では、「引くつもり!」と豪語してしまいましたが、しょうじきいまはめちゃくちゃ悩んでます。悩んでる理由はおもに3つです。1つ目の理由は『赤月のシルエット』の汎用性があまりにも低すぎるということです。
ぶっちゃけ他の長柄武器アタッカーに装備させたら、恒常☆5武器の『和璞鳶』の下位互換になりそうなレベルで汎用性がありません。現状だとアルレッキーノ専用武器と言ってもいいでしょう。
もう1つは「武器ガチャの仕様が沼すぎる」ことを思い出してしまったからです。最後の理由は「モチ武器じゃなくてもアルレッキーノがけっこう強く使えちゃってる」ということです。実際の使用感は上記のリンクで確認してください。
ということでこの記事では、
・武器ガチャの仕様をおさらい解説
・『赤月のシルエット』を引いたほうがいいひと
・☆4武器『死闘の槍』で代用できるのかを検証
という内容でお送りします。興味があったら読んでってくださいねー。
武器ガチャの仕様
いまさらだとは思いますけど、いちおう新規や初心者で知らないひとのためにおさらいします。武器ガチャの仕様はこちらですね。
原神名物の「文章が長すぎて意味がわからん」系の説明文ですね。ざっくり説明すると「最悪に運が悪いと3回目の天井まで連れていかれる」ってことです。
つまり「「160×80×3=38400」原石ないと引ける確証がないということです。
いちおうスターライト交換で緩和できるため、マジで38400原石を消費することはないと思います。ですが、3回天井まで連れていかれる可能性自体は「天目学的に低い」とは言いづらいでしょう。そのリスクは想定すべきです。
ようするに「自分が今日、世界でいちばん運が悪い人間かもしれない」と想像した場合、じゅうぶんに起こり得る悲劇ということです。つまり、10連で引けるかもしれないし、240連まで連れていかれるかもしれない運ゲーに挑むってことなんですよね。
原神リリース初期の武器ガチャには「確定天井すらなかった」ので、それに比べればかなりマシだと思いますけど、やはり武器ガチャがリスクに満ち溢れていることはおわかりいただけると思います。
モチ武器じゃなくても召使は強い。あと☆4ピックアップがゴミ
実装前は「アルレッキーノはモチ武器前提」と思ってたのでモチ武器も引く気まんまんだったんですけど、いまはすげー迷ってます。なんでかというとはっきり言ってピックアップ限定☆5武器のもう片方が邪魔すぎます!『大魔術師』が邪魔!いらない!
イントロの画像を見てもらえればわかるんですけど、わたしはいまだいたい「30000」原石しか持ってないんですよね。てことは、最悪全放出パターンがあるわけですよ。
そして、『和璞鳶』や『護摩の杖』で試したところ、満足できるくらい強く使えてます。
さらに☆4ピックアップのラインナップがゴミすぎます。
なんすかこのゴミみたいなラインナップ?『西風猟弓』以外ぜんぜんいらないんですけど……。ここに『サイフォス』とかが入ってれば、持ってないので回したかもしれませんが、しょうじき『西風猟弓』以外ゴミだと思います。いらないっす。ここらへんの要素もあってリスクを背負うモチベが下がってます。
アルレッキーノはほんとうに『死闘の槍』で代用できるのか?
なんか☆4武器だと『死闘の槍』をおすすめしているひとがいると風の噂で聞いたので、うそくせーと思いながらいちおう検証してみました。わたしは、攻撃力が基準のメインアタッカーに「基礎攻撃力が454」の低攻撃力武器が有用とは思えなかったからです。しかも『死闘の槍』は無料ではなく、紀行課金武器ですから。
検証をはじめた理由は『死闘』推ししているやつを「嘘つき」や「エアプ」扱いしたかったからなんですけど、あの、意外にそういう結果は出なかったです……ごめんなさい!
では、『和璞鳶(無凸)』装備と『死闘の槍(完凸)』装備のアルレッキーノの実際のダメージをごらんください。
ベネット編成時の『和璞鳶』と『死闘の槍』のダメージ比較
アルレッキーノの聖遺物は「剣闘士4セット」で、会心率・ダメはだいたい「80%・200%」です。
まずは『和璞鳶』から。
つぎに『死闘の槍』ダメージ。
『和璞鳶』ダメージが「58600」、『死闘の槍』のダメージが「49200」。
単発ダメージ差はおよそ「9000」ですね。まあ、『和璞鳶』は敵を殴れば殴るほどバフ効果が増していくので、お互いの最高点を比べるともっと差がでるとは思いますけど。
ふむふむ、まあこれは想定内の結果です。『死闘の槍』の弱点である攻撃力の低さをベネットで補完してますからね。本題はここから。ベネットなしだと、どうなるかってのが気になりますよね。
ベネットとパーティ編成しないときの『和璞鳶』と『死闘の槍』のダメージ比較
まずは『和璞鳶』ダメージから。
つぎに『死闘の槍』ダメージ。
『和璞鳶』ダメージが「33600」、『死闘の槍』ダメージが「30000」とでました。あ、え?あれ……?ベネット抜きにしたほうが、むしろ差が小さくなってますね……。
結果をまとめると、本来「死闘の槍を推してるやつはエアプ勢」と断言したかったのに、わたしのその邪悪な意図と矛盾するデータが取れてしまったことになってしまいました。
・ベネットあり『和璞鳶』のダメが『58600』
・ベネットなし『和璞鳶』のダメが『33600』
・ベネットあり『死闘の槍』のダメが『49200』
・ベネットなし『死闘の槍』のダメが『30000』
こ、これは……驚愕の結果でした。この結果が示している本質は「武器なんかわりとどうでもよくて、アルレッキーノはベネットと組ませないと火力がめちゃくちゃ下がる」という身もふたもない結論になってしまいました!
やっぱベネット最強だわ(笑)
※わたしのベネットは完凸してます。
まとめ
わたしとしては「アルレッキーノには絶対に☆5武器を装備させるべき!」という結論ありきの結果をだすために検証したわけですが、結果はそうなりませんでした……。
さすがに考えを改めざるを得ません。結果を無視して持論をごり押しするのは、情報発信者のはしくれとして誠実な態度とはいえませんからね。
というわけで、認識をあらためます。「アルレッキーノは絶対にベネットと編成するべき!」ということです。クソっ、どんだけベネットぶっ壊れてるんだよ(笑)
あと、この検証に使った『死闘の槍』は完凸なので、最低でも紀行に6回課金する必要があります(1300×6日本円?)+6シーズン(18か月?)必要なんですよね。
個人的には「紀行課金は育成リソースが足りない初心者のころ」ならおすすめですが、プレイ歴が長くなってくると、モラや経験値本などのリソースは余ってきますし、紀行武器なんていずれ使わなくなるので、「紀行武器目当て」で課金するのはおすすめできません。実際、わたしはもうずいぶん前に紀行課金はやめてます。
いまんところ『赤月のシルエット』の汎用性は低く、「アルレッキーノ専用武器」ということになってますが、今後実装されるであろう「シグウィン」とかそういうキャラが「パーティメンバーに『命の契約』を与える」という能力を持っていたら多少は汎用性が高くなると思います。でも、現状だとそういう情報はありませんからね~。
で、個人的な使用感なんですけど、べつに「アルレッキーノ」は無凸でもモチ武器必須とは思いませんでした。だから迷ってます!
なにしろ、この記事を書くために確認してみたところ、わたしは限定☆5武器を『飛雷の鳴弦』『終焉を嘆く詩』『千夜に浮かぶ夢』『草薙の稲光』『護摩の杖』『霧切のかいこう』の6個を所持していました(すべて無凸)。この選択は自分で言うのはなんですけど、センスあると思ってます!あ、『飛雷の鳴弦』だけは微妙かも。
にしても、もう2年くらい祝福課金しかしてないやつにしては、わりと強気に武器ガチャ回してたんですね。自分の運を信じすぎだろ(笑)
でも、いまではヘビーローテで使ってる武器って、『草薙の稲光』と『霧切』だけなんですよね。
いやーマジで悩みます。もし今後実装されるキャラに「命の契約をパーティメンバーに付与する」キャラがでるなら、『赤月のシルエット』の汎用性はあがりますが、最悪30000原石以上を持ってかれるかもしれない武器ガチャを回して事故ってしまった場合、次のバージョンで原石が枯渇しているんで、そのキャラが引けなくなってしまいます。
もうちょっと悩もうかな!なんつうか、ご利用は計画的に!
この記事は以上です。