【リビッツ!ビッグ・アドベンチャー】の感想。惜しいけどおもしろい

ゲームレビュー

こんにちは、アクションゲームが苦手な「ずわいがに」と申します。
この記事は、2023年4月期のフリープレイタイトル『リビッツ!ビッグ・アドベンチャー』についてのレビューというか感想になっております。たぶん10時間以上は遊んだと思うので、いいところやよくないところ、あとは申し訳程度の攻略要素について書きましたので、興味があればどうぞ読んでってください~。

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ゲーム進行には『ブルーオーブ』が必要。ブルーオーブと『キューブ』を回収しよう!

まず最重要な注意点から説明します。このゲームはそれぞれのステージに目標とスコア目標が設定されています。

ですが、これを達成しなくてもとりあえずゴールまで行けば、基本的に次のステージが開放されます。しかし「ボスステージの開放だけは一定数のブルーオーブ(イマジンスフィア)を要求」されます。

 


そのため「最短距離を突っ切ってスピードクリア!」みたいなことはできません。ある程度ステージ内を探索してブルーオーブ(イマジンスフィア)を集めなければボス部屋のまえで足止めを食らいます。めんどくさいですが、そういうルールなのでしょうがありません。とはいえステージ内のブルーオーブをすべて発見するのは困難……だいたい5分の3くらい発見できれば及第点でしょう。

しかし、それだけではワールドが進むうちにいずれブルーオーブの数が足りなくなります。いまわたしは5面にいるのですが、↑の画像のようにボスへの道を開放するためには160もブルーオーブが必要ですからね(おおすぎぃ!!!たりねぇって!!!!)


そこで「ブルーオーブ足りない問題」の解決策になるのが『キューブ』です。特定のステージには『キューブ』という特殊なアイテムが隠されていて、このキューブを取ると『ニットナイトの試練』というタイムトライアルステージが開放されます。キューブが隠されているステージは↓の画像のようにマップ上にキューブマークが浮いてます。


このアイコンがあるステージでは探索をがんばりましょう。ちなみにニットナイトの試練は各ワールドに設置されています。共通なのでどこでやってもおなじです。


ニットナイトの試練でブルーオーブをゲットしていかないと、3面くらいからブルーオーブの数がけっこう厳しくなるのでキューブはがんばって発見するようにしましょう!あ、ステージ目標とかスコア目標はどうでもいいんで気にしないようにしましょう(笑)

 

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マルチプレイのメリットとか仕様

10時間以上やってようやくマルチの仕様がわかりました。要点だけ↓にまとめときます。

・他のプレイヤーの部屋に入って取得した「ブルーオーブ」「ステージクリア履歴」「キューブ取得」は自分の世界に戻っても適用される。

・他人の部屋に入ったとき、まだ自分がいけないワールドでクリアしたとしても、そのワールドに到達すれば↑の要素はクリア済みになる。損はない。

・マルチじゃないと挑戦できないステージがある。必須じゃないけどブルーオーブ集めの足しになるからやったほうがいい。

・一部のステージはマルチでやると難易度が上がったりするけど、ボスはソロよりマルチのほうが難易度が下がる。

・自分の進行状況より先のワールドに入ってしまうと、ギミックなどがわからずに迷惑をかける可能性がある。ただ、邪魔になってるならホストがキック(排除)すると思うのでそんなに気にしなくていい。


こんなところです。フレンドとボイチャでわいわいやれるならデメリットはほぼないのでいっしょにやったほうがいいですね。

 

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いいところ

かわいいぬいぐるみのようなポップなビジュアルが好きなひとには刺さるかも?


はいこんな感じ。かわいい。かわいくない?
ゲーム内マネーを消費すれば「ゾムゾムのショップ」でさまざまなスキンを買えます。アバターの着せ替えが好きなひとにはうれしい要素でしょう。わたしにはどうでもいい要素なんですけど(笑)
まあ、こういうビジュアルが好きじゃないひとはそもそもインストールしないでしょう。わたしは好きでもきらいでもないです。ふつうっす。

 

カジュアルでぬるいゲームと思いきや、ギミックが多彩で、プレイヤーに考えることをうながす面がある。知育ゲーム?

ステージが進むごとに新たなギミックが追加されていくため「これはどう攻略したらいいんだろう?」と観察してトライ&エラーをくりかえすところがおもしろいです。半面、そのゲーム性をいかすためか、チュートリアルがあんまりないので、「いちいち試行錯誤するのがめんどくさい!」と感じるひとには向きませんね。

フレンドとあれこれボイスチャットしながらプレイすると楽しいですが、野良のオンラインマルチをボイチャなしでやるとかなり難易度が上がると思います。

 

演出やグラフィックが多彩。いろいろな視点があって飽きない

このバウムクーヘンもギミック!
旅立ち感がある視点
遠景も凝ってる……


いいところはだいたいこんなところですかね。
さて、いよいよここからが本題です。褒めたあとに貶すのがわたしの趣味ですからねw

 

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よくないところ

あんまりネチネチやるのもなんなので、ささっとまとめました。

1:ブルーオーブを集めないと先にすすめず(半強制)、サクサク感がない
2:奥ゆきと高度の3D表現がわかりづらい
3:オンラインが過疎ってる。限界集落か!?

1についてはほんとによくないところだと思いました。これは↑でも書きましたが、各ワールドのボスステージを開放するためにはブルーオーブが必要です。『ニットナイトの試練』などのチャレンジステージや派生ステージを無視して進むと、途中からぜんぜん足りなくなります。


当然ですが、ワールドのボスを倒さないと先のワールドには進めないため、実質的にほぼすべてのステージをやることを強制されます。うーん、こういうのはやりこみポイントとして「やりたいひとはどうぞ」みたいにしてほしかったですね。2つ目のワールドからとたんにクリア率が下がるのはこれ(ブルーオーブ集め強制)が原因かも……?
つっても、1つ目のワールドのクリア率も44%くらいしかありませんけど。なんでブラッドボーンのガスコイン神父撃破率より低いねん(笑)

 

2について。これはほんとストレスフルでした。

空中に浮いているアイテムを取ろうとして何度スカったことか……。死因の多くはこれが原因でした。「3Dゲームあるある」といえばそうなんですけど、とくにリビッツはキャラもアイテムも小さいので遠近感がわかりづらくなっちまうのかもしれません。「はぁ?とったんじゃけど!!」と何回かパッドを投げました……。


あと、強制スクロールの面はかなりイラつきます。それと、マルチでプレイしてるとラグのせいかわかりませんが、バグが多発しました。ギミックが反応しなくて進行不能になったり、地面に立ってただけなのに突然死したりします。どうしようもないのでやり直しましょう……。

 

3について。他のホストがつくった部屋に入るとき「どのワールドのどのステージに入るか?」という選択権がありません。ただただホストに付き従うのみの従者です。

なので「ただ野良マルチで遊びたいだけ」なら問題ありませんが、「このステージのブルーオーブを集めたい」などの明確な目的意識がある場合、自分で部屋をつくってホストになり、他のプレイヤーがゲストとして入ってくるのを待つことになります。

 


しかしながら、まだフリプ期間中なのに、ぜんぜん人がこねーっす。マジで30分以上1人も来ないこともあります。ほんとにフリプ中なのかこのゲーム?
あんまプレステのユーザーが好きな感じじゃないゲームだからですかね?まあストーリーはないに等しいですし、えちえちな女の子も出てこないですからね……。というか、そもそも人間が出てこなくてクリーチャーしかいないんですけど(笑)

 

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まとめ

というわけでまとめます。

・カジュアルな雰囲気に反して、ある程度やりこむことを前提としたゲームデザイン
・ブルーオーブ集めを強要されるのは明確にマイナス。やりこみ要素にするべき
・過疎ってる(笑)


こんな印象です。最初のうちはシンプルでおもしろいと思いましたけど、サクッとクリアしたいだけだったのでやっぱブルーオーブ集めのあたりで萎え始めましたね。正直なところ、フレンドとやってなきゃとっととやめてたと思います。おもしろいんですけど、もったいないと思いました。

とはいえゴールが見えてきたのでオーブ集めをがんばってクリアしたいと思います!でもめんどくせ~んだけどマジで(笑)

 

 

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クリア後追記(すこしネタバレあり注意!)

一応ラスボスを倒してエンディングを見てきました。しかし、リビッツの冒険はまだ終わりではありません。なんとクリア後の裏ワールドというかボーナス世界があったのです!


はい、勘のいいかたなら上記の画像がいかにクソな要素をはらんでいるか、もうお気づきでしょう……。
なんと新たなエリアを開放するために220個ものブルーオーブ(ドリーマーオーブ)を要求されています。わたしの現在の所持数は179なので、40個以上も足りません。「引き返して集めてこい!」と命令されてるところです(笑)萎えますわ~。

が、220個という法外な要求はまだ序章……ただの始まりにすぎません。なにしろ画像の上のほうにひっそりと表示されているのですが、どうやら先に進むと275個ものブルーオーブが必要になるようです。
に、に、275個wwwwいや~、さすがにやってられんっす(笑)というわけで、いちおうエンディングを見たのでわたしのリビッツはここまでにしとうございます。


最後になりますが、やっぱり「エリアを封鎖してブルーオーブ集めを強制する」ゲーム性はだいぶクソだと思います。まあ、「クリア後の裏ワールド」についてはやりこみ要素みたいなものなので、220とか275とか無茶な要求をされても納得感はありますけど、ストーリー中での封鎖はかなりの萎え要素でした。
プレイ時間稼ぎなのか、ボリューム水増しなのか、ゲームデザイン的な意図はよくわかりません。たぶんボリューム水増しかな?もし今のステージ数のままエリア封鎖だけ取っ払うと爆速でクリアされて「フルプライスゲームなのにボリューム不足だ!」とか難癖つけるやつは確実にいたでしょうからね。だからといって本来なら「やりこみ要素になりそうな球集めを強制」するのはどうかな~と思います。この要素さえなければいいゲームだったのに……。残念です。

この記事は以上です。

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