旅人さんこんにちは、ずわいがにと申します。まずはこちらの驚愕画像をごらんください。
な、なんか知らないうちにベネットが完凸してたんですけど!?わたしは長いあいだ「5凸止め」してたはずなんですけど、いつのまにか完凸しちゃってました。
きっかけは……覚えてません。「なぜ完凸したのか?」「いつ完凸したのか?」それすら覚えてないので、これといった意図も目的もなく勢いでやっちまったんでしょう。つまりバカなんですね(笑)
とはいえ「いま、困っているか?後悔してるか?」というとぜんぜん困ってません。なにしろ完凸してたことを忘れてたくらいですからね。むしろ、「アルレッキーノ」を使いはじめたおかげでメリット多めに感じてます。
そこで、なんで「いま、困ってないのか?」について考えてみました。
・物理アタッカーを使ってない
・綾華をメインアタッカーで使ってない
・スメール以降、「攻撃力」だけがダメージの基準になるキャラが極端に減った(ベネット使用頻度の低下)
・最近の元素アタッカーはほぼ全員「完凸ベネット」対策がされている
上記のポイントはそのまま完凸のデメリットリスクになりますから、攻撃力がダメージ基準の「物理アタッカー」をメインで使ってる(使う予定がある)とか「綾華をメインアタッカー」で使ってるというひとは完凸しないほうがいいです。
というわけでこの記事では、
・ベネット完凸の仕様
・ベネット完凸のリスク・デメリット(とくに綾華と物理キャラ)
・ベネット完凸のメリット
・完凸するべきか?
という内容でお送りします。興味があったら読んでってください。
ベネット完凸効果の仕様とデメリット解説
凸を戻せないのは、初期からずっと問題視されている『原神』の仕様です。改善要望は多いはずなのに、4年近くずっとシカトされているので、もうあきらめたほうがいいでしょうね。「取り返しのつかないこともある、それが人生」というホヨバさんのゆるがぬ哲学ということでしょう!
ふつうのキャラなら凸にメリットしかありませんが、ベネット完凸は元素爆発のエリア内に「近接攻撃キャラに炎元素付与」効果を生んでしまうため、たとえば本来なら「氷元素攻撃のはずの綾華の通常攻撃」がこうなります。
はい、炎元素攻撃になっちまいます。こうなるともう「氷元素メインアタッカーとしては致命的なデバフ」を食らったことになります。しかも綾華は凸性能に「通常や重撃の強化系」が多いので、高額課金ユーザーほど被害は悲劇的です。ベネットと編成するメリットがかなり下がってしまいます。
とはいえ、綾華ガチ勢以外は「それほどデメリットはない」と言えます。
なんでかっていうと、しょうじき無凸綾華は現環境では「メインアタッカー」としての性能が格落ちしてしまっているので、高難易度で使うことはほぼないと思います。使うとしても「スキル・爆発」だけのサブアタッカー枠でしょうから、微課金・無課金には影響が少ないでしょう。
というか、綾華実装当時(Ver2.0)、わたしはしばらく綾華をメインアタッカーで使ってましたけど、ベネットと組み合わせた記憶はまったくないですね。
当時の綾華は「氷元素共鳴(氷2キャラ)」「氷風4セットの凍結効果(水キャラ)」「翠緑耐性デバフ(風キャラ)」というパーティ編成で「会心率を盛りまくって、凍結ハメする」のがトレンドだったので、ベネットを入れる編成はかなりレアなパターンだったと思います。
なお「絶縁4セット」ビルドなどでスキル・爆発を打ったらすぐ控えにひっこむサブアタッカー型ならほぼデメリットはありません。
あと、「弓・法器キャラ」はこの効果の適用外なのでまったく影響はありません。「片手剣・長柄武器・両手剣」の通常攻撃アタッカーだけ、注意しましょう。
なぜ綾華はベネット完凸デバフ耐性を持たないのか?
綾華が「古いキャラだから」ではありません。
たしかに原神の古いキャラはわりと設計がガバガバなことも多く、バグや不具合、プレイヤーに不利な要素があったのも事実です。というか、初期メンの☆4キャラベネットの元素爆発がいまだに現役最強なのは集金ガチャゲーとしては失敗の要素だと思うので、ただの設計ミスだと思います(笑)
で、追加キャラの綾華とちがってリリース初期メンの元素アタッカーである「ノエル」ですら、ちゃんとベネットデバフ対策がほどこされています。
「元素付与によって他の元素に変化することはない」
これがマジックワード!この文章が書いてある近接アタッカーはだいじょうぶです。ちゃんと対策済みですから安心してください!まあ、そもそもノエルはベネットと同期ですから、そのへんを考慮してないはずがありませんよね。
つまり、「物理キャラ」以外で「完凸ベネット対策」ができていないメインアタッカー候補になりうるキャラが綾華しかいないと言ったほうがいいでしょう。
これね、「なぜ綾華だけイジメの対象にされているのか?」という理由を考えてみたんですけど、一応それっぽい理屈はひねりだせました。
「通常攻撃が元素攻撃に変化する」系の近接アタッカーって、綾華以外はだいたいみんな「スキル」か「爆発」を使わなきゃダメなんですよ。
たとえば上で紹介した岩アタッカーのノエルは「爆発」を使うまで通常攻撃は物理ですし、同じく岩アタッカーのナヴィアは「スキル」が元素変化の条件です。
ようするに「スキルクールタイム」なり「元素エネルギー」なりのコストを払って元素付与を得ているわけです。ところが、綾華は固有天賦の効果で「ダッシュする」だけで氷元素付与を得られます。
数秒に1回ダッシュするだけでいいですし、クールタイムもありませんから、ほぼノーコストで好きなときに氷元素通常攻撃ができる唯一の近接キャラというわけです。タダで強い行動だから、これが「ベネット対策」がない原因なのでは?
まあ、ガチャ課金ゲーなのに凸効果にデメリットをつける理由はわかりませんが……。うん、やっぱ人生には取り返しのつかないことがある、というのがホヨバさんの思想なんでしょうね。
物理近接キャラがベネ完凸デバフ耐性を持たない理由
あくまで「たぶん」程度の根拠しかないんですけど、物理アタッカーってだいたい「両手剣キャラ」なんですよ。で、「両手剣キャラ」って通常攻撃の倍率が高いんですよね。「重雲」「完凸ベネット」のように他のキャラに元素付与を与える能力持ちと編成して、「氷型フレミネ」とか、そういうビルドの遊び幅を持たせるためではないかと思います。「氷型鍾離」とかも使ってるひとはいますからね。
物理キャラをぜんぜん使わないので、しょうじきそういうマニアックな使い方が強いのかどうか知りませんが、たぶん、螺旋12層程度でヒイヒイ言わされる「無課金・微課金の遊び方ではなさそうだな~」と思います。
ベネット完凸のメリット
箇条書きでまとめます。
・炎元素近接アタッカー(ディルック・嘉明など)にとっては炎元素付与はメリットになる
・炎元素遠距離アタッカー(宵宮・煙緋など)にとってはそもそもメリットしかない
・ベネットを炎元素メインアタッカーとしてビルドできるようになる
おもなメリットはこのへんですかね。
たとえば「アルレッキーノ」パーティの場合なんですけど、ローテーションの管理をミスって「アルレッキーノ自身の元素付与能力を発動できなかった」場合でも、ベネット爆発でフォローできるようになります。
あんまり発生しないケースですが、メリットといえばメリットといってもいいでしょう。ぶっちゃけその程度のミスをフォローするために完凸の多大なリスクを背負うくらいなら、その挑戦自体をやりなおしたほうがいいですけどね。
ベネット完凸するべきか?デメリットまとめ
というわけで最後にまとめます。まず言っておきたいのはとくに理由もなく「なんとなく勢いで……」ベネットを完凸するのはやめましょう!とりかえしがつきませんから!今回記事を書くにあたっていろいろ考えたところ、「とくに理由もなく完凸した」自分自身のアホさにあらためてあきれましたから(笑)
・攻撃力が基準の物理メインアタッカーを使ってる・使いたい(エウルアなど)
・凸が進んだ綾華をメインアタッカーとして使ってる・使いたい
・マッチング挑戦で近接アタッカーを使うひとに嫌がられるかも
明確なデメリットはこんなとこかな?まとめてみると、あんまたいしたデメリットないですね。
マッチング挑戦ケアなんてどうでもいいっしょ。気を使いすぎ。考慮する必要があるとは思えません。ひとことふたこと「嫌みや暴言」をテキストチャットに書かれて終わりですから。おそらく2度と遭遇することもないでしょう。そして、他のプレイヤーが螺旋12層を手伝ってくれるわけではありませんし。
しかも、ベネットを完凸するくらいプレイ歴が長くなると「そもそもマッチング挑戦」なんて時間のムダでしかなくなるので、暇つぶし以外ではやらなくなります。ソロなら1分で絶対にクリアできることに、5分かけてしかも失敗するリスクもあるわけですからね。
つまりなにを言いたいかというと「暇つぶしのマッチング挑戦で完凸ベネット」をわざとだして、物理アタッカーとかの邪魔をするのはやめましょう!さすがに悪質な荒らし行為扱いされてもしょうがないですから。ホヨラボで晒されるんじゃないですかね(笑)
個人的には、キャラを無凸で確保してつぎつぎと新しいキャラに乗り換えていくスタイルの微課金勢としては、デメリットはほぼ感じませんでした。そもそも「エウルア・綾華」なんて最後に使ったのがいつだったか思い出せないレベルですから……。ゆるやかとはいえ原神もインフレしてますね。
結局、ベネットを完凸するかどうか問題は、微課金勢よりも「キャラ武器完凸」するような高額課金勢のほうが真剣に考えたほうがいいかもしれません。
つっても、原神って「☆5キャラ武器完凸」してたらべつにベネットなんて使わなくてもどうとでもなるゲームじゃね?(笑)
この記事は以上です。