旅人さんこんにちは、「岩元素救いたい勢」のずわいがにと申します。
この記事では「草元素パーティに鍾離をいれるなら、深林4セットがおすすめ!」という理由を解説します。なお、前提として「鍾離は無凸」で、しかも装備してる武器は☆3武器の通称スライム槍『黒纓槍(こくえいそう?)』です。
鍾離は無凸が前提という点にご注意ください。草環境で無凸鍾離を活用したいと思うひとは読んでってくださいね~。
「深林(しんりん)の記憶4セット」鍾離(しょうり)のメインステータス構成
・時計:HP% ・杯:HP% ・冠:HP%
でかまいません。「かまいません」というか、それ以外にする理由がありません。サブステータスはなんでもいいです。シールドの吸収量を確保するためにひたすらHPを盛るのは従来型の鍾離と同じです!
聖遺物「深林(しんりん)の記憶」のセット効果がアタッカー向きではないことの解説
・2セット効果が「装備キャラに草元素ダメージ+15%」 ・4セット効果が「敵の草元素耐性-30%」
実装当初は「草アタッカーに装備させればいいのか?」と思われましたが、有識者の旅人界隈ではすぐに「草アタッカー向きの聖遺物ではない」という否定的な結論がでました。
なんでかというと、他の「特定元素ダメージバフ系」聖遺物とちがって、装備キャラ自身のダメージをバフする能力が2セット効果の「草ダメージ+15%」しかないんですよね。
たとえば炎アタッカー御用達の「燃えさかる炎の魔女」であれば、
・2セット効果「炎元素ダメージ+15%」 ・4セット効果「元素反応のダメージをさらに強化(要約)」
と、4セットにすることでキャラ自身のダメージを増加する効果です。炎元素などの場合、基本的に「敵の元素耐性を下げるデバフの役割は他のキャラに任せる」というのが定番でした。
さて、その「他のキャラ」の役目をほぼ一手に引き受けてきたのが「風サポーター」です。なぜなら風キャラはかつて最強だった聖遺物「翠緑の影」を装備できたからです。
ごらんのとおり「翠緑の影」は敵に付着した元素を拡散すれば「敵の元素耐性-40%」というデバフを与えられます。状況にもよりますけど、炎元素を付着した敵に「拡散」をすれば、それだけで炎元素ダメージがだいたい「1.3倍」くらいになるという破格のデバフです。ただ「拡散」するだけでいいなんて……翠緑デバフ最強ッ!!!
そんなわけで、かつての原神では「炎元素」や「氷元素」のみなさまがブイブイ言わせていたんですけど、新時代である草元素環境になって話がかわってしまいました。なぜなら、草元素は「拡散できない」という性質があるため「翠緑デバフでお手軽高火力」ができません。そうなんです!「草元素」は拡散できないんです!!!
いったん、この項目の要点をまとめときます。
・「バフ」と「デバフ」は違うキャラが担当したほうがダメージにつながる ・つまり敵の耐性を下げる聖遺物は基本的にサポーターが装備するべき ・アタッカー(ダメージを与える役割のキャラ)は自身の火力を上げる聖遺物を装備するべき ・翠緑デバフを得られない以上、草元素の耐性を下げるもっとも有効な手段は「深林4セット」効果
ということで、アタッカーはダメージ増加につながらない「深林の記憶」を装備するべきではなく、他のサポーターに装備させたほうがいいということです。
鍾離(しょうり)に「旧貴族4セット」を装備させるメリットはほぼない
この項目はおまけみたいなものです。鍾離は古参のキャラなので、いにしえの神話時代には「旧貴族のしつけ4セット(元素爆発のダメージアップ+味方の攻撃力アップ)」を装備させて「火力型+サポーター」を兼任するみたいな使い方をしているひともいました。
ですが、現在の草環境では「アニメ演出に3秒もかかる元素爆発」で単発10万ダメージだすのは、はっきり言って時間のむだです。昔は「90秒で40万ダメージだせれば螺旋クリアできるよぉ~^^」みたいにほんわかした牧歌的な時代だったので、無凸鍾離でもダメージディーラーとして役立ちましたが、いまの「90秒以内に400万ダメージだせやオラオラオラ!!!」というパワハラ気味な修羅環境ではなんの役にも立ちません。時間のロスとしか言えません。
しかも無凸鍾離の元素爆発で10万ダメージを出そうとするとHPガン盛りではダメなので「シールドの吸収量」を犠牲にすることになって「聖骸獣(せいがいじゅう)」とか「量産型・魔偶剣鬼シリーズ」にパリンパリンシールドを割られてプレイヤーのストレスがたまってしまいます(笑)
シールドを割られる鍾離に価値はないんで、これでは本末転倒。しかも、あとで詳しく書きますけど「旧貴族4セット」の効果である「味方の攻撃力+20%」が草環境ではたいして有効じゃないですよね。
攻撃力の微増はダメージにつながらないから鍾離(しょうり)に「千岩牢固4セット」を装備させるメリットもあまりない
千岩牢固の4セット効果は「シールド強化+味方の攻撃力強化」です。これを鍾離に装備させるとかつてはめちゃくちゃ強かったんですけど、ぶっちゃけ「草元素反応パーティ」でダメージを与えるときに「攻撃力」はそこまで重要じゃないんですよね。
「攻撃力」よりも「元素熟知」をバフしたほうがはるかにダメージ増加につながりやすいですし、元素爆発のローテーションを回しやすくなる「元素チャージ効率」のほうが「攻撃力」よりも重要です。
草キャラや草元素反応には「攻撃力があまり重要じゃない」ということで「千岩牢固4セット」は、すくなくとも草キャラとパーティを組むときには有用な聖遺物ではなくなりました。これがオワコン化するってことなんですね……。
鍾離に「深林4セット」を装備させると他キャラに「金メッキ4セット」などを装備できる
↑のほうで書いたんですけど、「深林4セット」は火力増加があまりにもしょぼいんで、草元素関連のアタッカーやサブアタッカーが装備する聖遺物じゃないんですよね。でも、だれかが「敵の草元素耐性デバフ」をいれてくれないと効率が悪いです。
そこで鍾離の元素スキルで立つ柱の出番です。視覚的にはめちゃくちゃ邪魔なんですけど、あの柱は「定期的にエリア攻撃をやってくれる」ので、深林4セットの発動条件を満たしているため、つねにエリアデバフを敵集団に与えます。
で、鍾離が「深林4セット」を装備してくれると、たとえば、わたしがふだんのデイリー消化とか探索とかで重用している「アルハイゼン・夜蘭・鍾離・久岐忍」みたいなパーティがそれぞれ自分の最大火力聖遺物を装備できるんですよね。
ちなみにこのパーティはフィールド探索でもボス討伐でも楽ですし、さらには螺旋攻略でも使えるのでマジでおすすめです。限定☆5キャラが多めなので一見豪華に見えますけど、現環境最強キャラの「ナヒーダ(草神)・行秋(水神)・雷電将軍(雷神)」を温存できるので、かなり優秀なパーティだと思います。
ということで、草パーティでは「深林4セット」鍾離がおすすめという話でした。
この記事は以上です。