こんにちはファイターさん。「古来からのマリーザ使いである」ストリートファイター6プレイヤーのずわいがにと申します。いや嘘です、さっき初めてトレモでさわりました(笑)
さっそく本題に入ります。先ほどプロ格闘ゲーマーのシュート(Shuto)さんのYouTubeチャンネルに「モダンメタ!?マリーザはモダンを使え!最強の理由を教えます。」という動画がアップされました。
わたしは「ワールドツアーにこもっていてオンライン対戦をまだやってない」どころか、トレモを起動したことすらなかったんですけど、この動画の内容が「初心者にもかなりためになるんじゃないか?」と気になったので、ちょっとマリーザをさわってみました。
その結果「マリーザはクラシック操作よりモダン操作のほうが強そう!」というシュートさんの主張に「なるほど~」と深く納得しました。現マリーザ使いのひとや、「マリーザが気になってる」とか「初心者だけどどのキャラがモダンで強いのかわからなくてキャラ決めに迷ってる~」というひと向けに要点をまとめました。
シュートさんの説明がわかりやすいためおすすめですし、興奮気味で語る様子がおもしろいので、ぜひ動画をごらんください!「モダンのMはマリーザのM!」という言葉には笑いましたw
必殺技『ディマカイルス』の対空の精度があがる
この『ディマカイルス』という必殺技が対空になるみたいですが、クラシック操作では「竜巻コマンド(下→左下→左)」を入力しなければならず、しかもこの技は発生が16フレームとかなり遅めです。わたしなら絶対に無理です。
そのため「発生負け」してジャンプ攻撃を食らってしまうことが多かったとのこと。ちなみにスト5をブロンズで止めた初心者のわたしがパッドでコマンド入力するとこうなりました。
コマンド完成までに消費したフレームは「下2」+「左下4」+「左1」+「攻撃ボタン4」なので、11フレームです。まあその前になぜか「右下に5フレーム」も入ってるんですけど、これはヘタクソゆえということでなかったことにしてください(笑)
パッドのアナログスティックで操作したんですけど、めちゃくちゃ遅いわけじゃないと思います。ここから攻撃判定の発生まで、さらに「16フレーム」かかりますから、わたしが『ディマカイルス』をコマンド操作で出すためには「27フレーム(+幻の5フレーム)」もかかってしまってるわけです。しかも動かないダミー相手に。
対空技は当然、「相手がジャンプしたのを見てから入力をはじめる」わけですから、さらに大量のフレーム猶予を必要とします。初心者にはむりっしょ、この技で対空するのは。
で、つぎにモダン操作の場合です。
入力までに消費したフレームは「左と必殺技ボタン同時押しの4フレーム」だけです。おお……圧倒的に短縮になってますね。これはかなり精度に差が出そうです!「やれそう感」を感じました!
当身技『スクトゥム』はそもそも入力する方向キーが変わる
当身技というのは、「相手の打撃(投げの場合もある)を無敵状態で受け止めてから、こちらの打撃や投げに派生する」という特殊な技です。本来の武術用語では「当身」というのはそもそも「打撃技」のことをさすので、格ゲー専用の解釈ですね。あっ、有識者ぶってすみません(笑)
で、『スクトゥム』なんですけど、当身ってことは「相手がなにか打撃をやりそうな動きを見てから入力」する技なんですよね。これも↑の『ディマカイルス』と同じく、クラシック操作では「竜巻コマンド+キックボタン」です。
この技自体はODゲージを使えば「コマンド完成後1フレーム」と爆速で発生するんですけど、↑で見てもらったとおり、わたしが竜巻コマンドを完成させるまでに「11フレーム(+幻の5フレ)」もかかってるわけですよね。で、当身というのは「相手の攻撃を受け止める行動」なので、やっぱり「見てから入力すること」になりますよね。
『ディマカイルス』もモダンだと操作スピードが短縮されるという利点がありましたが、決定的にちがうのは、『スクトゥム』の場合、入力方向がそもそも違うってことです。
クラシックだと「↓と←」で基本的に下がりながらしか打てなかった技が、なんとモダンだと「→」で打てるようになるんです!つまり、前に歩きながら、相手が動いたら必殺技ボタンを押すだけでよくなるんです!これはまったく性能が変わりますね。「ドライブインパクトやラッシュ、弾などを見てから」なにかすることが多いスト6においては革命的なちがいがあるでしょうね、たぶん。
まあ、スト6のトレモをさわったのが今日初めてのド素人だから断言はできんけど(笑)
あと、さっきからフレームフレーム連発してるからほんとうにガチで新規の格ゲー初心者のためになる記事かどうかあやしくなってきましたね。マジでスト6が人生初の格ゲー勢はこの記事でおすすめしてるようにとりあえず「ワールドツアー」をやりましょう。
スーパーアーツ2の『メテオリティス』による対空難易度が劇的に下がる
スーパーアーツ(SA)2の『メテオリティス』は対空になるみたいなんですけど、かなり相手が落ちてくるのをひきつけてから発動しないとスカってしまうことが多いらしいです。
で、クラシック操作の『メテオリティス』のコマンド入力って真空竜巻(下→左下→左→下→左下→左)なんですよ。
つまり↑で「1回入力するだけで11フレームかかっていたコマンド」を2回も入力しないといけません。うん、20年フレームくらいかかりそう(笑)
で、しかも、ひきつけるということは、「前に歩いたり後ろに下がったりしながら距離調整をしつつ根本で当てたい」わけですけど、こんなんプロでもなんでもない初心者には絶対できへんでしょ(笑)
それをふまえて、モダン操作はこちら。
はい。「←とSAボタンを同時に押す」だけです(笑)この入力難易度の差はさすがに新規格ゲー勢でもわかりますよね!!!まあワンボタンの代償としてダメージは下がりますけどね。
ちなみに「しゃがみガード(↓と←同時入力)しながらでも出るのかな?」と試してみたんですけど、結果は↓入力が優先されてSA3の『アポロウーサ』が出ました。念のためSAゲージを2本に設定して確かめてみましたが、そもそもSAが出ませんでした。さすがに「しゃがみガードしながらのワンボタン対空は許されない」ということですね。
ということで、「モダンマリーザが超強そうで、しかも新規・初心者におすすめっぽい」という話でした。こりゃモダンマリーザ使うっきゃないな!?まあ、ぶっちゃけマリーザをさっき初めてさわったエアプ野郎なので動画内でシュートさんが語っていた「コンボもかんたんになる!」とかそういう深い話はあんまわかんなかったです。
なのでこの記事でモダンマリーザが気になったら、ぜひシュートさんの動画をごらんになってください!にしても競技シーンでの大会を直近に控えているプロプレイヤーが「研究成果を全世界に爆速で開示してくれる」のはほんとにありがたいことですね!
この記事は以上です。