【スト6】初心者はワールドツアーをやるべき!モダンのおすすめ設定も紹介

ストリートファイター6

ファイターさんこんにちは『ストリートファイター5』ではブロンズ止まりだった初心者のずわいがにと申します。初心者とはいえ、いちおう「格ゲー経験者ではある」わたしが3日間ワールドツアーをやってみた感想記事です。

このかわいいキャラいつプレイアブルになるんですか!?

結論からですが「ストリートファイター6(以下スト6)が人生初の格ゲー」というマジの初心者は最初にワールドツアーをやったほうがいいと思いました。プロの真似して「トレモとランクマを繰り返す」とかぜんぜんおすすめしません。

その理由を詳しく解説していくので、興味があったら読んでってくださいね~。あと、モダン設定のおすすめボタンセッティングも紹介します。

※ワールドツアーのエンディングまでいった感想記事を書いたので、興味があればそちらもどうぞ。

スポンサーリンク

モダン設定のおすすめボタン設定(パッドです)

デフォルトでは、↓の画像のようになってます。


デフォルトでは「アシスト(自動で連続技をだしてくれる)」ボタンがR2になってますけど、これだと右手の中指(もしくは人差し指)でR2を押しながら、右手の親指で他のボタンを連打することになります。個人的には右手で2つの指を同時に、しかも「片方は長押し」、「片方は連打」というのが複雑で脳がバグったので、「アシスト」ボタンをL2に変えました。


これなら左手でL2を押しながら、右手の親指でボタン連打するだけでいいので、すっきりします。この設定をすると、もともとL2に設定されていた「投げ(弱+中攻撃)」ボタンがR2に移動します。この投げボタンもいらないので、ここに「スーパーアーツ(SA)ボタン(強攻撃+必殺技)」を設定します。


理由は「投げ」をとっさにすばやく押すことは少ないので、べつにいらないからです。自分が投げるときにせよ、投げ抜けをするときにせよ「押すぞ!」と決めてから押すことが多いので、同時押しをミスることがあまりありません。いや、ブロンズ初心者のくせにナマ言いました、わりとミスります(笑)ミスるけど、重要性が低いと思います。


で、SAボタンの必要性なんですけど、スト6は「SAがレベル1~3」まで3種類あるので、使いわける必要があります。簡易操作ができるモダンとはいえ、「必殺技ボタン+強攻撃ボタン」に加えて「方向キーの→↓←」という3つのボタンを同時押ししなきゃいけないんですよね。初心者だからこそわかります。これは絶対ミスりますよ。2つ同時押しでいい投げの比じゃありません。


しかもSAには「相手のドライブインパクトを見てから確定反撃として」とか、「相手が弾を撃ったの見てから弾抜けで」とか、とっさに発動する局面もありますから。というわけで、R2じゃなくてもいいので、「SAボタン」は設定しておいたほうがいいと思います。


なお、わたしは寄り道ばかりしてるのでワールドツアーでドライブシステムが開放されたのがついさっきです。そんなわけでまだぜんぜんインパクトとパリィを使えてないのであんまわからないんですけど、もしかしたらインパクトとパリィのボタンも変更したほうがいい可能性もあります。

どう考えてもとっさに反応して押す局面が多そうですから、そうなったら親指で押せたほうが強いですからね……。
まあ「アシスト」をL2に変更してからだいぶ快適に操作できるようになったので、これはおすすめです!

 

スポンサーリンク

ワールドツアーは段階的にシステムが開放されていくため、少しずつ覚えられる

スト6はモダン操作やダイナミック操作があるため、「システムがかんたんなゲーム」と勘違いしてしまう人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。システムはスト5に引き続きあいかわらず複雑です。


すでにワールドツアーをやってるひとならわかると思うんですけど、最初は主人公がルークに弟子入りしたばかりのほぼド素人ファイターなので「必殺技がたったの2種類」しかありません。

最初はオーバードライブ技(スト5でのEX技)すら使えない……。ドライブインパクトやドライブパリィ、ラッシュも使えないし、SAも覚えてません。それどころかルークの弟子なのに弾すら撃てません。これ、体験版で初めてさわったときには「やれることが少なくてつまんねーよ」と感じたんですけど、ワールドツアーを進めるうちに考えが変わりました。


カプコンさんは新規格ゲー勢が段階的に格ゲー、というかスト6を理解できるように「わざとやれることを制限してる」んですよね、たぶん。


最初のほうは敵が弱くて「ろくに地上技をガードすらしない」んですけど、こちらもやれることはあまり多くないです。それでもアシストボタン押しながらボタン連打してるだけで倒せるので、圧倒的に楽しいです。ここらへん龍が如くっぽい(笑)

ただですね、ジャンプするとけっこうな確率で『空対空』で落としてきたりしたので「すぐ通用しなくなるから、ジャンプ攻撃だけに頼るのはやめてね……」というメッセージを感じました(笑)

あと、「初心者が遠距離から弾を連打してるだけでザコCPUを倒せてしまう」という習慣を身につけてしまうと、いざ人間と対戦したときに「ジャンプからフルコンボくらってボッコボコにされる」から、飛び道具技を最初は使えないようにしたのかも。うーん、配慮が行き届いてますね……。


ちょっとストーリーを進めていくと、一生ガードしかしないから「投げ」を使わないとダメージを取れない敵がでてきたり、段階的にステップアップしていきます。サブミッションにこういう新しい要素のチャレンジが多いのもよくできてるなぁと思いました。


わたし自身、ドライブシステムがついさっき開放されたんですけど(ワールドツアー内で)、最初からこれがあったら絶対脳がバグってたと思います。スト5を始めたときも「Vトリガー」「Vスキル」とか「EX必殺技」とか「クリティカルアーツ」とか「コンボルート」とかいっぺんに言われて「いちいち覚えるのめんどくせーよ」と思いましたから。

 

スポンサーリンク

プロの真似してトレモ→即ランクマは「即引退フラグ」だからおすすめしない

格ゲーなどの対戦ゲームは「オンラインマッチをやってナンボ。CPU戦やってるやつはダサい」みたいな風潮がありますけど、いきなりオンライン対戦はまったくおすすめしないです。理由はかんたんです。まずよくわからんゲームのトレモはつまらない!あれは「すでにゲーム性を理解しているひと」が練習や研究のために使うものですから。


トレモやキャラガイダンスでちょっとコンボ覚えました。対空技も把握しました。で、ランクマッチなどのオンライン対戦に行く、とほぼ確実にボコボコにされるでしょう。クソつまらんです。わたし自身がスト5のときに体験済みです(笑)


まあわたしがスト5を始めたのはすでにゲームが煮詰まりつつあった中期(シーズン4くらい?)ですし、ゲーム内に初心者を育成するシステムが皆無だったので、しょうがないんですけど。なにしろチュートリアルに「中昇竜拳は完全無敵」という大嘘が書いてある、という驚愕の突き放しゲームでしたから。そのとき「中昇竜拳は対空無敵」なだけで、完全無敵の性能はすでに削除されてました。「テキストくらいかんたんに直せるんだから直しとけよ!」と憤りました。なんならいまでもこの嘘が書いてありそうなのが怖い(笑)

「あん?格闘ゲーマーになりたいなら自分で調べろよ?」というハードコアスタイル(笑)メーカーがそれをやったらおしまいでしょw


で、ブロンズやそこらの初心者帯であっても、「格ゲー経験者かそうでないか」でぜんぜん入門編のハードルがかわるんですよ。トレモで動かないダミー相手にコンボ練習なんかしても対戦スキルはまったく上がりません(経験者談)


まあ毎回ボコボコにされながらも「これがダメだったから次はこうできるように練習しよう!」とか「ここがよくわからなかったから調べてみよう!」とモチベを維持できるマゾい、じゃなくてマジメなプレイヤーならそれもいいでしょうけど、ぜんぜん勝てないとふつうは萎えてやめますからね。


ちなみにわたしがスト5を引退した理由は「サブ垢の初狩りくせえダルシムになす術もなくボコボコにされて萎えて触らなくなった」時期に「Vシフト」という新しいシステムが追加されたからです。「また新しい要素覚えるのめんどくせー」と思ったからでしょうね。よく「怠惰なプレイヤーはいつもやめる理由を探している」って言われてますけど、これ真理ですね(笑)

TIPS!※初狩り(スマーフとも言う):オンライン対戦で「サブアカウントを作成する」などして、自分の実力よりも下のランクの初心者をボコボコにする行為。やってる側は気持ちいいけど、やられた側はたまったものじゃない。ゲームによっては運営が明確に禁止している場合もあるが、永遠になくならない。

本作スト6でも「前作のスト5でグランドマスター以上(要するに上級者)のプレイヤーが認定マッチ開始時に『初級者』を選んだり、ランク認定マッチでわざと負けることで低ランク帯から始める」などの悪質なスマーフ行為が散見されています。

こういう『悪質な初狩りプレイヤー』に当たらなかったとしても、ガチの格ゲー初心者は「格ゲー経験者に高確率でひき潰されて萎えるだけ」という結末になりやすいので、うまいひとたちが適正なランクに上がってくれるまでしばらくランクマッチはやらないほうがいいと思います。100戦100敗してもぜんぜん気にならずに「あ~ボコボコにされるだけの格ゲーって楽しいな~」と思える鋼の精神の持ち主なら話がかわりますけど(笑)

まあ、動画のネタになって稼げればいいと思ってるYoutuberや配信者でもない一般人にはそんなひといないでしょうから、オンライン対戦をやるにしてもしばらくはフレンドとか初心者同士で和気あいあいやることをおすすめします。


じっさい、プロのプレイヤーにも「はじめはCPUとやってキャラの動かし方を覚えるべき」と言っている方が何人もいます。そんなわけで、ワールドツアーは「段階的にシステムを覚えていける」ことと、「CPU戦を何百戦も重ねるうちにキャラを動かす感覚が身につく(かもしれない)」という2つのメリットがあります。しかもストーリーを進める過程でキャラの個性やバックボーンもわかりますから。好きなキャラができて、キャラ決めに迷わなくなる可能性もあるってのもいいですね。


え?「おまえはもうキャラを決めたのかって?」


1か月くらいプロや上級者のみなさまに研究していただいて、『かんたんで強いキャラ』がわかってくるまでキャラを決める気なんてありません。それまでワールドツアーをのんびりやりながら操作を覚えていくつもりです。

つってもモダン操作で強いキャラを真剣に研究する上級者なんてあんまいなそうなんですけど(笑)まあ、いまの候補はワンボタンスクリューできるザンギか本田ですかね。タメキャラをモダンで使う意味はあんまなさそうですけど。

というわけで、ワールドツアーしかやってない初心者が「初心者ほどワールドツアーをやったほうがいいと思う」という話でした。じっさい、スト6の制作陣も「初心者はまずワールドツアーをやってほしい。ネット対戦はエンドコンテンツくらいに思ってもらいたい」という趣旨の発言をしてましたから。

↓にスト6ディレクターによるインタビュー記事のURLを張っときます。

「ストリートファイター6」、対戦は“エンドコンテンツ”として開発されていた(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
 カプコンで「ストリートファイター6」ディレクターを務める中山貴之氏は、本作における対戦格闘要素は「エンドコンテンツという立ち位置にしていた」と明らかにした。


ディレクターさん有能すぎる!いまんところ、ワールドツアーだけでめちゃくちゃ楽しめてます。「龍が如くの戦闘が格ゲーになった」っていうだけで、個人的にはかなり満足感あります。

1つ不満を言えば頻繫に使うことになる『前ダッシュボタン』を実装してほしかったかな~。昇竜拳やスクリューをワンボタンで出せるようにしてくれたのに、そこだけは譲れないテクニックなんですかね?個人的には昇竜よりも前ステのほうが難しいと思うんですけど……。

この記事は以上です。

タイトルとURLをコピーしました